名門ホテル「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」を買収した中国企業が客室の６～８割を分譲マンションに改装する計画を進めている、とのニュースが先月出てたなぁ。
2017年春に改装工事に着手して長ければ３年ほどホテルを閉鎖する。
昨年、中国保険大手の安邦保険集団がヒルトン・ワールドワイドから約20億ドルで買収して、ヒルトンがホテル運営を続けてきた。改装後は約1400室ある客室を300～500室に減らし、残りを分譲マンションとして販売するとのこと。
ま、案の定というかそうゆうことをするよね、あの国の資本になれば。
好きなホテルだったんだけどなぁ。確か「ゴッドファーザー PART II」で初めてウォルドルフ＝アストリア（The Waldorf-Astoria）を見て、なんて格好いいいホテルなんだろうと思ってけっこうちゃんと調べた覚えがある。2年後くらいにNYに行って実際にホテルに入って圧倒されたこともよく覚えている。
この時計のある風景を見て「こんなホテルを普段使いできるようになりたい」、そんな事も考えた。ま、日本には帝国ホテルやホテルオークラがあったけど、格が違うって気がした。
古き良き時代はもちろん知らないけど、そこかしこにそんな時代の雰囲気が漂っている気もした。
補足
なんと！ウォルドーフ・アストリアが日本に開業予定とのニュースが。
2020年に東京、それ以後、都市、リゾート含めて複数開業予定があるようです。
ウォルドーフ・アストリア日本開業に関しては、別記事を書きます。
ヒルトンが投資ファンド運用会社ブラックストーン・グループに買収された時点でいろいろ怪しくなってはいたけど、中国の保険会社「安邦保険集団」に売却された時点で終わってるんだよなぁ。確かあの時、100年間ヒルトンが運営に携わる条件が付いていたはずだけど、歯止めにはなりませんでしたね。
改装をして、1400室ある客室の内1000室を分譲マンションとして売り出すとのこと。ホテルは残りますよ、300～400室程度のラグジュアリーホテルとしてヒルトンが運営とのこと。ホテル関係者からの話だともっと部屋数を下手して100室くらいの超ラグジュアリーホテル、と言った話もあるらしいけど。
でも、この手のことをしてしまったら後戻りはできないからねぇ。分譲マンションとゆうことは権利が発生するから、今の様に建物全部がホテルってゆう形には戻すのはほぼ不可能。
プラザホテルが分譲マンションとホテルに改装して、約1.000億円の利益が出てたから、こうなるのは時間の問題だったけど。改装されてホテルの部屋も少なくなったし、スーペリアルームでセントラルパークが見える部屋は皆無だし。
NYは次々新しいホテルのできているし、それぞれ特徴があって素晴らしいホテルが多いけどこの手のグランドホテルが実質的に無くなってしまうのは残念。
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