アンダーズ東京の新総支配人ロス・クーパー氏が8月1日付けで着任したとのこと。
経歴を見る限り料飲の出身なので売り上げのテコ入れもあるんでしょうねぇ。
バンケットは52階のオープンテラスを含む天空のウエディングとして好調のようだが、宿泊は立地などを考える限り好調とは言えないでしょうね。
客室数は164室と小ぶりだし、客室単価もスーペリアで4万円前後、アンダーズスカイスイートも35万円前後で推移だから、ルームで稼ぐのは限界。レートも上げにくい状況になってきているからいろいろ厳しいでしょうね。
そんなこんなで、ホテルの売り上げを上げるとすればアマン東京の二代目GMマーク・ハンデル氏と同じく料飲部門で稼ぐしかないなぁ。
「ラグジュアリー」よりも「パーソナル」な旅をデザインしたい、でスタートしたアンダーズ東京。
前任者のアルノー・ド・サン=テグジュペリ氏はマーケの人だから、立ち上げには向いているけど料飲に関してはちょっとだったからねぇ。実際、オープン当初のアンダーズ タヴァンやルーフトップバーはバタバタを通り越して、かなりお叱りを受けていたようだしね。
まあまあだったのはハンバーガー&グリル BeBuくらいかなぁ。ペストリーショップも肝心のスイート系がダメダメだし。
そー言えば、ルーフトップバーが乾き物しかなくて、慌てて茶室のようないい仕上がりだったバーカウンターをThe SUSHIなんて寿司カウンターにしたのも、バタバタの延長線上。
アンダーズ タヴァンのコンセプトやオーストリア出身のゲハード・パスルガー総料理長の東ヨーロッパの家庭料理を基礎にした温かみのある料理も、受け入れられるのに少し時間がかかってたし。やっと定着してきたと思ったらゲハード・パスルガー総料理長は香港のグランドハイアットの総料理長で栄転しちゃったしな。「ハーブチキンのクレイポット」なんか美味しかったんだけどな。
ん?そう言えば後任の総料理長に合っていない気がする、新GMに挨拶がてら確認しに行ってこなくちゃ。
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