ガレットアマン東京の記憶2
Aman Tokyo of storage 2
ブラックアフタヌーンティー
アマン東京の代名詞とも言える大人気のアフタヌーンティー。
一番最初に出されたアフタヌーンティーがこれ。今と比べるとブラックの度合いも強いし、チョコレートが多い!
でも、この黒さがブラックアフタヌーンティーの名前を産んだのですね。
実は、最初の最初のアフタヌーンティーメニューには「ブラックアフタヌーンティー」の名称は有りませんでした。あるサイトの記事でアマン東京のアフタヌーンティーを「ブラックアフタヌーンティー」と呼んだことが一番最初なんです。その後、いつの間にかアマン東京のアフタヌーンティーメニューに「ブラックアフタヌーンティー」と記載されるようになったんです。たぶん、皆さんが「ブラックアフタヌーンティー」で検索しているの気が付いて、それにホテル側が寄せてきたんですね(笑)
ザ・ラウンジ by アマン ブラックアフタヌーンティー
補足
最近はザ・ラウンジ by アマンのブラックアフタヌーンティーだけでなく、一階にあるザ・カフェ by アマンのガレットやクレープも美味しくて人気が出てきてますね。
ザ・カフェ by アマン
それから、ザ・ラウンジ by アマンと同じ33階にあるザ・レストラン by アマンのイタリアンも美味しくてコスパがよいので人気。
シェフの平木さんはイタリアで17年シェフとして腕を振るっていました。帰国までの13年はヴェネチアで、アマン東京に着任する直前までの3年間はベネチアの高級ホテルのザ・バウアーホテルで料理長!バウアー・ホテルと言えば、老舗だしかっこいいホテルの代表。たぶん、平木シェフがいた時期なんでしょうねバウアー・ホテルの「デ・ピシス・レストラン」で、カレーや天ぷらが出ていて話題になったことも 笑とにもかくにも舌が肥えたグルマンが集まるベネチアで認められた平木シェフのイタリアンは本物。
ザ・レストラン by アマン
二段目のスイーツはこの黒さ、チョコレート、チョコレート、チョコレート(笑)
さすがにチョコレートが多くて、いろいろ試行錯誤の上今のブラックアフタヌーンティーのチョコレート系のスイーツの量に落ち着いたんですね。
一段目のスイーツもチョコレートのオンパレード。バッグの形状も今とは違っていますね。
最初のチョコレートバッグは取っ手が二つ。この後微調整は有ったのですが、今は取っ手が一つになっています。
マカロンも竹炭でブラックでかなり濃い色です。
パートドフリュイも黒。ゼリーではなくパートドフリュ。入れ物のダイヤモンドもチョコレートで、もちろん食べられます。しかも、このチョコレートが美味しい!カカオが何%だったか1年半以上前なので忘れてしまったけど、美味しかった記憶はある。意外とみなさん食べていないので、一口だけでもかじってみてください。
お正月の時期だったので空気が澄み切っていて、富士山もこんなにくっきり見えました。確か冬の時期だと富士山に夕日が沈むダイヤモンド富士が見えるはず。年末位になったらスタッフに「ダイヤモンド富士が見られるのはいつぐらいかな?」なんて聞いて予約をするのもよいかもしれません。ん?スタッフのハードル上げてる?(笑)でも、アマンクラスのホテルなら、これくらいは答えて欲しいですよね。
三段トレーや、お皿、カトラリーもブラックですが、もちろんティーポットもカップ&ソーサーも黒。最近はゲスト数も多いので土日にはちょっと雰囲気の違うお皿やポットも出てきているみたいだけど、それでも基本は黒。お皿の真ん中が白くて縁取り黒なんてお皿を見た覚えが。
この辺の黒は炭くろというよりもう少し土の色に近いかなぁ。ホテル全体の設えの黒になじむ色で選んだようです。
こんな感じの黒の色合いですね。ガーデンレセプションの装花もオープンから1年くらいは、ホテルオークラの装花を担当していた石草流お家元がやっていました。あの吹き抜け28mの空間に耐える装花はなかなかのものです。現在はハナモが担当です。
この椿の赤が空間全体を引き締める力を持っているのだから、花の力はすごいと思う。
すっかり話がそれましたが、ブラックアフタヌーンティー!
アフタヌーンティーの大事な構成要素のスコーン。これはけっこう難敵。美味しいから食べてしまうのですが、食べるとお腹が一杯で後がきつくなる。本当はドギバギしたいけど、保健所のお達しが厳しいからそれもできないし、、、悩ましい。
ゼリーも特徴があって楽しい。上に乗っている帽子はマジパンでもちろん食べられます。アイシングをしてあるようで形も奇麗。これがまた手間のかかることで一つ一つ別のデザインに仕上げてあるので、形、色、装飾などなど全部同じものになかなか出会わないのでブラックアフタヌーンティーに行くたびに写真を撮っておくと楽しいですね。
なんだかながーくなってしまいましたが、最後はセイボリー。
サンドイッチは竹炭、一番手前はフォアグラのパテ。かなりの出来のセイボリーですね。アフタヌーンティーに塩気は大切なのでこの部分が美味しくないとけっこうがっかりする。そういった意味でもアマン東京のブラックアフタヌーンティーは最初の最初から完成度の高いアフタヌーンティーで、今日もまた進化してるんだろうなぁ。
ザ・ラウンジ by アマン ブラックアフタヌーンティー
最近は平日なら予約がしやすくなっているので、時間を見つけていってみましょう。
でも、土日は相変わらずかなり予約が大変そうです。
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