先日、森トラストが東京・銀座二丁目に国際ブランドのラグジュアリーホテルを建設すると発表しました。
銀座2丁目は海外の高級ブランドが集積する希少なロケーションであり、インターナショナルブランドのホテル誘致を目指すとしていて、日本未進出のインターナショナルブランドのラグジュアリーホテルとしか発表していませんが、森トラストとマリオットグループの関係性から考えると、マリオットホテルグループの比較的新しいブランド
「エディション・ホテル EDITION HOTEL」
になるんじゃないかなかと思っています。
補足
東京エディションホテルとして正式に発表されましたね。
しかし、イアン・シュレーガー氏と隈研吾氏のコラボって上手く行くんかいなぁ、、、ちょっと疑問。
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エディションホテルが2020年に銀座、虎ノ門に開業予定。
■東京エディション銀座 概要
客室数:約80室(地上13階)
開業:2020年 春〜夏
付帯施設:レストラン、バー、フィットネス、プール、スパ
ついでに、虎ノ門のエディションホテルも発表になりましたね。ん?この仕様で2020年ってことは、ワールドゲートに入るってことか。
だとすると、ウォルドーフアストリア (ウォルドルフアストリア?)の場所はどこだ?
■東京エディション虎ノ門 概要
客室数:約200室(地上31〜36階)
開業:2020年 春〜夏
付帯施設:レストラン、バー、フィットネス、プール、スパ
日本初進出となるライフスタイルブランドとなる予定
ラグジュアリーとライフスタイルの絶妙なバランス、斬新なデザイン、心を揺さぶる料理やドリンク、そしてエンターテイメントが見事に融合された場所、がエディション・ホテルの謳い文句なので可能性は高いと思います。
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場所は銀座2丁目交叉点からマロニエ通りをワンブロック昭和通り側に入った場所。
銀座2丁目のブルガリの裏手になる場所ですね。
ブルガリ、ヴィトン、カルティエ、シャネルとそろった東京銀座のど真ん中で、首都高の出入り口にも近く交通の便の良い場所です。ま、JRAのウィンズがすぐ近くにあるのが玉に瑕かもしれないけど。
設計と内装デザインは、新しい国立競技場を手掛けている建築家の隈研吾。
うーん、最近何かというと隈研吾が出てくるんだけど、この人のデザインはシンプルで木のぬくもりが感じられて、明るいイメージ良いとは思うのだけれど、なんとなく貧相であんまり好きではないんだよなぁ 笑
世界的な建築家なので上手にまとめては来ると思うけど、カールラガーフェルトホテルの様なワクワク感は感じないか。
考えてみたら銀座2丁目のティファニー銀座も新歌舞伎座も隈研吾なんだけどあんまり魅力的じゃないしなぁ。
隈氏が「銀座は日本のストリート文化と、世界の最先端を感じられるまち。日本のエッセンスを世界に発信したい」と銀座を意識したホテルづくりに意欲を見せたそうだけど、日本のストリート文化の意味が若干不明かも。「静けさや活気が両立している場所に、世界につながる新しいランドマークとなるよう計画していきたい」とも言っていて、まだこちらはわかるか。
森トラストとしては、上質を知る世界の旅行者のニーズを叶える快適性と機能性を兼ね備えたホテル。ホテル内には、銀座の煌めきが望める「ルーフトップバー」や「テラス付レストラン」など、銀座の魅力を五感で感じられる施設を備えると言っているので目指しているのはNYのACE HOTELの様なそこに人が集まり、人が場の雰囲気を作っていくようなホテルにしたいんだろうね。
Ace Hotel New Yorkを見る
約660平方メートルに13階建て100室程度の規模を予定。ホテルにはルーフトップバーやテラス付きレストランを設け、2018年半ば以降に着工し2020年に開業予定。
デザイン的には隈氏なので木を取り入れた外装デザインにするほか、植物の安らぎを感じられるエントランスなどを作るとのこと。
いわゆる一棟建てのホテルで1階2階にはテナントが入る予定で、ホテルブランドが決定次第選定だそうです。
宿泊料金的には5〜8万円クラスになるようですね。
ホテル計画概要
計画地 東京都中央区銀座二丁目8番15
客室数 約100室
敷地面積 663.31m2 (200.6坪)
延床面積 約7,000m2
主要用途 ホテル、店舗
設計 隈研吾建築都市設計事務所・安藤ハザマ設計共同企業体
開業時期 2020年初頭