マリオット・インターナショナルのライフスタイルブランドで近年グローバル展開を速めている「エディション」が2020年に銀座、虎ノ門にオープンすることが発表されました。
東京エディション銀座 東京エディション虎ノ門
ホテスタ(hotelstylemagazine)は以前の記事でいろいろな事情を考えると、森トラストが銀座2丁目に隈研吾氏を起用した新ホテル計画は「エディション」ブランドとにらんでいましたが、正解だったとちょっと安心しています 笑
しかし、確信がなかったので記事としては書いていなかったのですが、ウォルドーフアストリア (ウォルドルフアストリア 注1)が東京に2020年開業と発表があったときに、開業場所を虎ノ門ワールドゲートと予想していたのです。しかしながら、今回の「エディション」の発表の際に、東京エディション銀座と同じ2020年開業で東京エディション虎ノ門が発表され、ホテルの概要から虎ノ門の東京ワールドゲートだと思います。(正確な場所などは未発表ですがほぼ間違いなく)
だとすると、ウォルドーフアストリア (ウォルドルフアストリア 注1)東京(仮)の場所はどこなんだろう?あれこれ取材しなおしですね。
東京エディション銀座と東京エディション虎ノ門に関して少し詳しく。しかし、この二つのホテルがほぼ同じ時期に開業すると、タクシー泣かせだなぁ、きっと行先間違えて叱られるタクシーさんが出るんだろうなぁ。
東京エディション銀座
客室数:約80室(地上13階)
開業:2020年 春〜夏
付帯施設:レストラン、バー、フィットネス、プール、スパ
場所は先に発表になっている通りで、東京都中央区銀座二丁目8番15で、銀座二丁目のブルガリタワーの裏手ですね。当初100室予定でしたが、あの土地に100室だと客室の広さなどの問題もあって80室になったのかな。
東京エディション虎ノ門 概要
客室数:約200室(地上31〜36階)
開業:2020年 春〜夏
付帯施設:レストラン、バー、フィットネス、プール、スパ
こちらの場所は東京ワールドゲート(建物名 虎ノ門トラストタワー)東京都港区虎ノ門四丁目24-6 他(地番)ですね。
地上38階、地下3階/最高高さ 約180mとなっていて、ホテル部分にサービスアパートメント部分を含むはずなので、37階38階は分譲かかな。工期が2016年10月17日~2020年3月16日(予定)ですね。
「エディション EDITION」
マリオット・インターナショナルとイアン・シュレーガーがコラボレーションして誕生したラグジュアリーライフスタイルホテルブランドで、独自のビジョンでホテル業界を切り拓いてきたホテリエ、イアン・シュレーガーとチームを組み、新しいライフスタイル型のホテルブランドをエディションとして立ち上げた。最近言われているライフスタイルホテルのグローバル展開バージョンかな。マリオットとゆう巨大ホテルグループと個性的でゲストの体験に重きを置くシュレーガー氏のホテルビジョンが今のところはうまくはまっていると言える。
2013年のロンドンが最初のホテルでかなり新しいブランドだが、現在は4ホテルを展開。さらに現在13のホテルを計画している。
どうしてもNYのACE HOTELなどと比較されるが、独立系とワールドワイドなホテルチェーンではあれこれ思惑が違いますね。
ま、何にしても、ゲストが開かれたラウンジなどで社交することでホテルのスタイルが生まれるコンセプトなので、社交下手な日本人に向いているかどうかは難しいなぁ。
エディション ロンドン エディション マイアミ
エディション ニューヨーク エディション ニューヨークの客室
こんな雰囲気のホテルですが、エディションホテルに関して言えば、体験型のホテルともいえるので画像で見てもなかなかどんなホテルになるか想像しにくいかもしれませんね。
とゆうことで、The New York EDITIONやAce Hotel New Yorkを体感してくるのもよいかもしれません。
記者会見において、森トラスト代表取締役社長の伊達美和子氏は、「東京にはホテルという観点で量と質の課題があると考えていた」とし、量という点ではニューヨークやパリと並ぶ世界的な都市でありながら、ラグジュアリーホテルが少ないと解説。また質という点では、近年はラグジュアリーの中でも体験を重視したライフスタイルブランドが求められているとし、それらをふまえ、2020年の東京五輪を目指し、ラグジュアリーライフスタイルの「エディション」ブランドのホテルを開業することにした、と話した。
また、イアン・シュレーガー氏は「私が好きな東京という都市でホテルをやれればと考えていたが、二つもできることになった。これまでにないようなホテルを、そして東京を訪れるだけでなく、東京に住む人が行けるホテルにしたい」、マリオット・インターナショナルの執行副社長兼最高国際開発責任者であるアンソニー・カプアノ氏は「私たちだけでなく、森トラストにとっても、イアン・シュレーガー氏にとっても喜ばしい話です。東京は非常に大切な都市。今回このような発表ができることを非常に嬉しく思う」とそれぞれ話した。
森トラストは同ブランドのデザイナーとして隈研吾氏を起用し、世界中の本物を知る二人のコラボレーションによって銀座・虎ノ門両エリアの個性を打ち出すとしている。
となってるけど、うーん、サービスのことがわからない隈研吾氏の発言権を強くすると、あかんホテルになりそうで怖い。